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土佐漆喰製造工場

12月8日
五台山竹林寺であった伝統的構法シンポジウムの前に、近くにある田中石灰工業(株)の工場を訪問、見学をさせていただいた。高知は石灰岩の埋蔵量、品質に恵まれ、我々建築関係者には土佐漆喰がおなじみ。
原料の石灰石「炭酸カルシウムCaCO3」
石灰石
焼成炉の上部、歴史を感じる上屋です。
焼成炉の上部
燃料のコークスと原石を交互に投入、工業塩を添加して焼成。
土佐塩焼き工法と呼ばれています。
原料投入
徳利型土中竈、塩焼き工法は鉄分・シリカ・アルミナといった不純物を除去し、
消石灰の平板状結晶を発達させる効果がある
徳利型土中竈
竈の下取り出し口
竈の下取り出し口
取り出し口上屋も年季が入っています。
取り出し口上屋
焼成され生石灰になった姿「酸化カルシウムCaO」
焼成され生石灰
皮削り。選別の後、表面に浮き出た不純物を包丁で削り落とす。
原始的ですが、純度の高い製品になります。
皮削り
その後は近代的設備で粉砕、
水和反応など行い消石灰「水酸化カルシウムCa(OH)2」へと加工
粉砕
制御室
制御室
土佐漆喰製品
土佐漆喰製品
消石灰と手に持っているのが藁スサ、水に漬け2ヶ月ほど発酵させたもの。
藁スサ
消石灰と藁スサ混ぜて土佐漆喰になる。
藁スサの色で土佐漆喰は黄色いが、塗ると時間と共に白くなってゆく。
消石灰と藁スサ攪拌
コンニャク製造に欠かせないため、
純度の高いここの製品は国内コンニャク産地の50%に出荷しているそうです。
コンニャク製造用